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アクアリウム日記7 アクアリウム半年の感想と知識紹介


前回の記事は こちら
今年の5月頭にペットを飼ってみたい、ということでメダカ飼育から始まったアクアリウム。
足跡はこちらの メダカを飼ってみたい その飼育日記 からどうぞ。
その全く知識のない状態から始めて、ここ半年で得た感想と知識を紹介したい、と思いこちらの記事にしました。
これからアクアリウムを始めてみようかな、と思う方のご参考になれば幸いです。
まずアクアリウムに向いてるかどうかですが、これから一ヶ月ほどペットショップなどでアクアリウムコーナーに通ってみて下さい。魚や貝などを観に。
・・・さて、これが嫌だな、手間だな、面白くないな、そういう方は向いてません。
なぜなら、実際にアクアリウムを始めると週一回程度は水換えとか必要ですし、餌やりも毎日、もしくは2日に1回程度はやらないといけません。また、基本的にアクアリウムは眺めるだけなので、お店で観るのと面白さは大差ありません。(自分だけの水槽の環境を整える楽しさはあります)
アクアリウムコーナーに通うのが面倒なら、面白くないなら、アクアリウムを始めても苦行でしょう。ペットがかわいそうですのでやめておきましょう。
アクアリウムを始める準備
まず水槽ですが、とにかく水槽設置場所に入る、最大限の大きさを買いましょう。
後でどんどん追加したくなるのはほぼ間違いないので、中途半端に10リットルくらいのやつを買うなら、もう可能な限り大きい水槽を買います。
あと、水槽が小さいと水量が少ないということになり、エアレーションとかの水流への影響がめちゃ大きくなるので、
洗濯機状態になります笑
次にエアレーションとフィルターは必要です。前者は酸素供給、後者は水質浄化のために。アクアリウム環境によっては不要です。(飼育数が少ない、水量が十分にある、など。ただよっぽど気をつけないといけないので、初心者はとりあえず設置しておいたほうがいいです)
エサはほとんど使わないので、20リットルくらいにいっぱいの生体なら30gくらいあれば半年はもちますね。入れ過ぎると水質悪化して大変なことになるので、本当にエサは少ない量で十分です。
私はこれで失敗して、175gのやつを2つ買っちゃって後悔してます。古くなったら捨てないといけないし、
本当にもったいない。エサを選ぶ楽しさももう長いこと味わってません。
物は買いました。さて生体をお迎えします。
目安としては1リットルで生体1cmと言われてます。言われてますが、これは飼育環境によって上下しますので、あくまで基本的な目安として下さい。
いきなり本命の生体を入れるのはオススメしません。なぜならアクアリウムの水が出来上がってないからです。
水道の水をカルキ抜きした「だけ」の水では、ろ過バクテリアが存在してないので、糞などを分解できずに有毒なアンモニアなどが充満してあっという間に死んでしまいます。
じゃあどうするのかというと、裏技的には知り合いのアクアリウムやってる人から飼育水を貰えば即解決します。
そうじゃないなら、自分で飼育水を作る必要があります。まずパイロットフィッシュという、ろ過バクテリアを増やすための生体を入れます。一般的にはメダカとか安くて丈夫なやつですね。これを様子見しながら少しずつ追加します。
このとき注意しなければいけないのは、最初はろ過バクテリアがいないので、アンモニアなどがなかなか分解できないということを理解しないといけません。
(知識として、糞やエサの残りなどが分解されてアンモニア(超危険な毒性)へ→亜硝酸塩(そこそこ危険な毒性)
→硝酸塩(分解できる中では最後の方に位置する、最も危険の少ない毒性。たまると有害なので水換えの必要がある)、
という流れで分解されていきます。特に水槽立ち上げ初期は分解がアンモニアで止まってしまうので危険ということです)
生体をある程度増やさないとバクテリアが増えないし、増やしすぎると毒性が高くなりすぎて死んでしまうということですね。
なので例えば、最初は1リットルに0.2cmの生体でパイロットフィッシュを入れ、1週間ごとに0.3、0.4、0.6、0.8で増やしてみる、とかですね。(突然倍以上の生体にすると危険なので、最初は0.1ずつ、0.4以降は0.2ずつ増やしてます)
30リットル水槽で2cmのメダカなら、立ち上げは3匹のメダカ、1週間後に1匹追加、さらに1週間後に1匹、そこから2匹ずつ2週間追加して1ヶ月かけて9匹にする感じですね。
水質検査キットで亜硝酸塩と硝酸塩を測り、おそらく最初は亜硝酸塩が検出されて硝酸塩がほとんど検出されないですが、逆に亜硝酸塩が検出されず硝酸塩が検出できたらその水槽の生体であればろ過バクテリアが処理できる範囲で水槽が整ったということになります。
期間は1ヶ月で出来るかもしれませんし、何ヶ月かかかるかもしれません。人によっては半年かかるとも言われてますし。
整ったら、いよいよ本命の生体を投入します
パイロットフィッシュは処分(水槽から取り除けばいいので別水槽に移してもいいですし、殺してもいいです)したほうがいいですが、かわいそうならそのまま入れてもいいでしょう。
ただバクテリアのサイクルはその生体であれば処理できるというものなので、パイロットフィッシュを入れたまま生体を入れるとろ過バクテリアが追いつかずにパイロットフィッシュと本命が共倒れする可能性が高くなるということを留意して下さい。
餌やりは本当に少なく。
パイロットフィッシュに餌やりするときも同じですが。
アクアリウムは餌を入れすぎるとろ過バクテリアの分解バランスが崩れて水質悪化して死ぬことはあっても、エサが少なくて死ぬことは殆どありません。
餌やりの目安ですが、毎日与え(隔日だと忘れたりするので)、タブレットみたいな固形エサなら30分後には、フレークのような柔らかいエサなら数分後には食べ切れるくらいを目安に与えるといいです。
水換えは毎週1回、水量は1/3程度
基本的に水換えは間隔は短いほど、量は少ないほどいいです。
2週間に1回、1/2の水換えをするのと、1週間に1回、1/3の水換えをするのは、水換えの変化量自体はほぼ同じでも、後者のほうがいいということです。
これは生体数にもよりますし水量にもよりますし、水草を入れてるか、フィルターはどうか、でも変わってきます。実際に水換えをやってみて、水質を検査して、最も良いであろうバランスでやるといいです。
私は毎週1回、水換え1/2くらいでやってます。流木や砂利、大型水槽向けの外掛けフィルターなどがあるのでろ過バクテリアが定着してるので、多少多めの水換えをしても大丈夫なようです。
水槽のレイアウトは多種多様。やりたいようにやってみましょう。
砂利をしくのか、生体は何を入れるのか、水草はなにを入れるのか入れないのか、色々考えられて面白いです。というか基本的に眺めるだけなので面白さはここに集約されます。触れ合いをして楽しむ趣味ではありませんしね。(慣れてくると餌やり前から生体が寄ってきて面白いですが笑)
個人的な意見であれば、砂利はバクテリアのために、水草は水質浄化のために必須だと思います。単純に見た目が殺風景になってしまいますしね。
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とりあえず記事にしてみましたが、この他聞きたいことあればお答えしますので、コメントお待ちしてます!
水槽のヒーターが壊れてるのに気づきました
2023.11.15半月前まで夏だったのですが突然冬になりましたね。夜でも28℃とかだったのが、突然20℃下回りました。朝なんて12,3℃くらい。
で、水槽の水温計を見たら室温(15℃)と同じくらいだったんですよね。
たしか春くらいにヒーターをつけっぱなしで水換えやってて、水位が下がって空焚きになったことがあったので、そのときにヒューズが断線して壊れたのだと思います。
空焚きでヒューズがとんだら再利用できません、と書いてありますが、なぜか(再利用できない=電源そのままだと使えない=電源を入れ直せば使える)という謎理論にすり替わってたんですよね。
普通に考えれば、物理的にわざと断線させたのだから電源入れ直しても使えるわけない、とわかりそうですがわからなかったんですよね。。。
そんなわけで、Amazonでヒーターを買いました。なんかあって壊れてもすぐつけられるように2つ。
※2024年1月現在、Amazonアフィリンク消されたので削除しました。
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