お気に入りリストが保存されました
グリザイアの果実 ☆５ 「シナリオとキャラが秀逸で楽しめる名作」
この記事をお気に入りに追加する
ギル評価Ⅴ 作品名でGoogle検索 7,124円で評価
2011年にフロントウイングより発売された作品です。
2012年頃、１０年以上前にプレイしたはずですが、シナリオを部分的にしか覚えてなかったので、記事にするためにプレイし直しました。
一度はプレイしたのであまり面白くないんじゃないかと心配しましたが杞憂でした。面白いものは時間が経っても面白かったです。
ただ、全体的にどす黒い展開が多いので、明るい美少女たちとキャッキャウフフするようなエロゲーじゃないと嫌だという方はご注意下さい。
ヒロインルートのプレイ順は、由美子・みちる（どちらからでも） → 蒔菜・幸（どちらからでも）→ 天音 がオススメです。
後に回すほど濃厚なルートです。そのため逆だと物足りないかと。
以下、各ルートの感想です。
由美子・・・ほどほどに雄二が活躍するお嬢様護衛モノみたいなルート。面白いけど無難。
みちる・・・ギャグルートかと思いきや純愛悲恋の雰囲気プンプンのルートで逆張り。みちるがこのシナリオとは思わないという意外性。
蒔菜・・・パパと娘モノ。蒔菜を守った末にどういう結末を迎えるのかハラハラ展開。雄二の武勇伝的活躍は全ルートで随一。
幸・・・幼馴染モノ。意外性こそないけどなにか面白さだけはちゃんとある不思議なルート。
天音・・・雄二の姉が主人公みたいなルート。しかしグリザイアの果実と言えばこのルートしか思い浮かばない。
CG104 ※SD33枚含まず
プレイ動画
プレイしてて楽しいキャラシナリオゲーです
斜めに立ってるCGでネタにされてますがプレイ時は気になりません。背景画を変えないために帳尻合わせしたのだろうということはわかります。
プレイしてて退屈を感じさせないのめり込んでしまうエロゲーです。ただエロ要素はあまり強くないのは残念。日常シーンのエロネタが面白いです。自販機の横にフェラ一回１００円の天音さんとか、幸の真顔でエロネタをぶっ込んでくるところとか。
迷宮は雄二の過去編＋果実アフター、楽園は果実のトゥルー編、みたいなものだったと思います。（またこちらもプレイし直して記事にしますが）
今作は今作だけで終わろうと思えば終われるので、興味ある方は果実だけでもどうぞ。合わなければそこでやめることも出来ますし。
抜きゲーが好きな人には向かないです。エロシーンまで長いのとエロシーン自体が少ない（というかエロシーン以外のボリュームが大きい）ので。
キャラやシナリオが面白いエロゲーがプレイしてみたい、という方にはオススメできる一本です。
アダルトPCゲームはもとより、シナリオとキャラ自体が良いのでコンシューマにも移植されてます。現在だとVitaより迷宮と楽園もセットになったニンテンドースイッチの方が良いかなと。ただし１８禁シーンはコンシューマにはないのでご注意下さい。
購入はこちらから（FANZAアフィリンク）
──その学園は、少女達の果樹園だった。
外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。
守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。
そして少年は、その学園で少女達と出会い、新たな希望を見つけ出す。
──その少女は、生まれてきたことが既に間違いだった
逆らった罪──
──生きながらの死
誰も守ってなんかくれない──
──そして生き残った罰。
そこは、少女達の果樹園。
彼女達は、後悔の樹に実った懺悔の果実。そんな少女達に、俺に一体なにが出来る…？
それは、一人の少年が夢見た永遠の希望──