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PCのデータのバックアップについて考える

その他ブログ作成ネタ,雑談

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今までなんとなくバックアップは一部のデータでしてたのですが、先日15年くらい前に購入したHDDが壊れてデータが吸い出せなくなって諦めることになったので、ちゃんとバックアップについて考えてみようと思います。

エクスプローラでSSDやHDDが確認できます。まあこれは誰でもパソコンを使ってるなら知ってますよね。

通常であればデータはオリジナルの1個しかありません。なので、その入れてるデータ媒体が壊れたら記録してるデータも読み取れなくなってしまいます。

データのバックアップに使ってるのはBunBackupです

ダウンロードはこちらから。 BunBackup – フリーのバックアップソフト
私は64bit版を使ってますが32bit版より早くて軽い気がします。(低スペックパソコンなら32bit版のほうが安定するかと)

私はタスクスケジューラでWindows起動後1時間でバックアップ取るように設定してます。

なぜ1時間空けるかというと、NASが起動して認識するまで1分ちょっとかかるというのと、少しだけパソコンに用事があってまたすぐシャットダウンするときにバックアップが走ってしまうと面倒だからです。

まずデータの構成を考えます

例えばこのドライブ(SSDやHDD)はこういう用途で使う、ということをちゃんと考えなければなりません。

例えば私の環境であれば、GドライブにエロゲーやSteamゲーム、あとはドキュメントやダウンロード、スクリーンショット等色々あります。他のドライブもありますがややこしくなるので、今回はGドライブだけです。

それで、エロゲーやSteamゲームはファイルサイズが大きすぎるのでバックアップは取りません。
セーブに使われやすい.savの拡張子だけバックアップ対象にするとかやり方はありますが私はやりません。
そこまでしてセーブを取りたいゲームもないですし、後述の別ドライブにエロゲーデータを移動したりすることもやったりして設定がぐちゃぐちゃになりやすいので。

ドキュメントはそこまで大きくならない(せいぜい100GBくらい?)ので、バックアップ対象です。

ダウンロードは一時的に保存しておくだけのファイルなのでバックアップは取りません。スクリーンショットも同じ理由で取りません。

バックアップ先のドライブはバックアップ元とは必ず別のドライブにする

例えば、GドライブのバックアップをGドライブにとっても意味はありません。(操作ミスで保存したものを元に戻したいだけなら使えます)

なぜなら、Gドライブが壊れたときに、Gドライブにあったデータを読み出したいのに、読み出せない壊れたGドライブにバックアップが保存されてては読み出せませんよね?

なので、必ずバックアップは別のドライブに取ります。

バックアップが取りたいけど取れないドライブは常に新しいドライブにしていく

さきほどの例だと、GドライブにエロゲーやSteamゲームが、バックアップはサイズが大きくて取れないが、取れるなら取りたい、そういうドライブです。(なので、バックアップが取れるドキュメントはオリジナルデータから別のドライブに移したほうが管理は楽ですね。うーん、データ構成見直すか。。。)

なので、ドライブを購入するタイミングで、当然新品のドライブが手元にありますよね?その新品のドライブを、バックアップの取れないデータを保存するドライブに使います。

データをコピーして、ボリュームドライブ割当をGにすれば、理論上問題なくすべて動作するはずです。(ボリュームドライブを元のデータと同じにすれば、データのパスも全部おなじになるので問題はない、、、はず)

ボリュームドライブ割当についてはこちら。 ごちゃごちゃ書いてますが、ディスクの管理を開いて、新しいドライブをボリュームの割当からGドライブにするだけです。当然元のドライブにGを割り当てたままだとGは割り当てられないので、元のドライブをNとか使ってないボリュームドライブを一時的に割り当てて、新しいドライブにGドライブを割り当てます。

で、元Gドライブが空きますよね?これは古いとはいえ、そこまで古いドライブではないです。というかドライブは故障するまで使わないともったいないですよね?

なので、この元Gドライブはバックアップする(もしくはされる)ドライブとして扱います。用途がなければ予備ドライブとして保管しておきます。使ってるバックアップする(される)ドライブが壊れたときに使うとよいでしょう。

バックアップありのドライブはまず復旧できます。なしだけど新品はハズレ引いたら終わりです

データ復旧できるかどうかの信頼度は、バックアップあり>>(越えられない壁)>>新品のドライブだけ>>古いドライブ、です。

まず、バックアップありのドライブは、ほぼ間違いなく復旧できます。なぜなら、2つのドライブがほぼ同時に壊れる確率は、仮に古いドライブでも限りなくゼロだからです。なので、バックアップ元かバックアップ先か、壊れたとしてもどちらかは吸い出せるはずです。(ただしどちらかが壊れてることに気づかず、あるいは無視して使ってたら復旧できなくなる可能性が高いです)

新品のドライブがすぐ壊れる可能性は低いですが、ハズレを引いてしまったら諦めるほかありません。

古いドライブであるほど寿命で壊れる可能性は高くなっていきます。バックアップ元かバックアップ先のどちらかに使うほうがいいですね。バックアップありならどちらかが壊れてもセーフなので。

エロゲーはそのまま切り取り貼り付けの移動できます

例えばGドライブに入れたエロゲーを切り取り貼り付けで移動させた場合、移動先でそのまま起動できるかはエロゲー次第ですが、元のGドライブのインストール先に戻せばまず間違いなく起動できるはずです。これを起動できないのは別のPCとかのケースです。(インストール情報が別のPCにはないとかで弾かれる)

ドライブ文字があってて同じPCであれば、物理的には別のドライブになってても、それはパソコン上では元のドライブと同じ環境という扱いになります。

Steamはエクスプローラ上でやるとまずいですが、Steam上でストレージ移動の項目から移動できますので、別ドライブに移せます。

データを移動する意味

通常であれば意味はありません。ただ、容量がいっぱいになってくるとそれ以上入らなくなりますし、単純に故障しやすくなる・・・はずです。(多分容量いっぱいにしてデフラグでもしたら故障するトリガーになるとおもいます)

なので、容量はある程度余裕を持てるように、別ドライブに移動させるとかいう工夫が必要になります。

データを書き込みしたりすると断片化していくのでデータ構成を管理していく

例えばゲームデータをインストールしたドライブ、あるいはゲームデータを移すドライブは大容量でガリガリ書き換えが発生します。こうなるとHDDが断片化していき、速度が低下したりするおそれがあります。

そこで、デフラグという作業が必要になります。(正確には再配置までやるのは最適化で、デフラグはより簡単なやつですが、最適化のことをここではデフラグとしますね)

逆にファイルサイズが小さいとか、単純に書き換えが少ないドライブであれば断片化しにくいので、デフラグの必要はそこまでありません。

なので、サイズの大きい書き換えが多いドライブと、それ以外のドライブで分けておくと、デフラグ管理もしやすいです。逆に同じドライブにまとめちゃうと、あれもこれもデフラグするドライブになっちゃいます。

そしてデフラグをすると、HDDの寿命が短くなります。(というかHDDの書き換えをすると負担がかかって寿命が短くなる)

なので、可能な限りデフラグをする必要のあるドライブは少なくしたいわけです。

最後に

見直したらすごい文章量になってしまいました。

まとめると、どういうデータ構成をするかを考えて、サイズが大きくて書き換えも多いドライブとそれ以外で分ける、バックアップを取りたいけど取れないドライブは新しいドライブを使うようにする、これくらいです。

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