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賭博黙示録カイジ 「社会に出る前に読んでおきたい、親や先生が教えてくれない人生の鉄則」
福本伸行 先生の漫画です。
ギャンブル漫画という私が興味がないものなので、長年存在こそ知ってましたがずっとスルーしてた漫画です。
むしろ、これは社会に出る前、働き始める前に読んでおくべき教科書的な漫画ですね。
小学生中学生あたりで読んでしまうと人格がねじ曲がると思うのでやめましょうw
読むと分かるのですが、人生で大事な教訓などがこのカイジには大量に詰め込まれてます。
カイジは色々シリーズがありますが、今作「賭博黙示録」カイジが最初のシリーズです。限定じゃんけん、鉄骨渡り、利根川とのEカード、会長とのくじ、たしかこの4つだったと思います。
限定ジャンケン(1~5巻)だけでも読んでみて下さい。かなり人生において大事なことが描かれてます。
限定ジャンケンで学べる、人生において大切なこと
他人を信じすぎるな。利を追求して裏切られることを常に想定しろ。
・・・結局他人は他人で利を追求するので、損得によっては自分が裏切られることも常に想定してなければなりません。
他人を信じてもいいですが裏切られたら自殺を考えるほどの信じ方はするな、ほどほどの距離感、信頼関係を築け、ということです。
もっと早く学べていれば私ももう少しうまく実人生を立ち回れたなー、と後悔してます。
人間は基本的に自分の利を追求する。あの人だけは良い人、などは幻想に過ぎない。
・・・良い人と悪い人がいるのではなく、どちらでもない普通の人が大半で、ネジの外れた聖人か悪人がわずかに居るだけ。
なので基本的には損得勘定で動くものと思わなければならないし、何かをやってもらうためにお金などを預ける時は裏切れないように担保などを握っておく必要がある。(裏切ったほうが損、だから裏切らない、という図式になる)
判断を他人に委ねず、自分で決めろ。惑わされるな。自分で責任を持って決めろ。
・・・「鬼滅の刃」の鱗滝左近次が似たことを言ったと思いますがこちらのカイジのほうが20年くらい早いですねwww
他人任せにして失敗したら目も当てられないので、成功だろうが失敗だろうが自分で決めなさい、ということです。
他人任せの責任を自分で取らなきゃいけない、なんともバカみたいな話ではないでしょうか。
というわけで限定ジャンケンです。カイジはクズですが悪ではありません。
利根川の説教。大人は質問に答えず、答えるのは都合が良い時だけだという核心をつく。会社の面接でも馬鹿正直に自分の会社はこんなところがブラックで~なんて言わないですよね。
さっそくカイジはカモにされます。
限定ジャンケンの仲間のクズ!安藤登場!!!
限定ジャンケン終盤。仲間(笑)の救済を信じて別室に連れて行かれるカイジ。
案の定、予想通りの安藤と許されないタイミングでの初裏切りの古畑に裏切られ死亡(それすらも不確定の未来)決定のカイジ
カイジが機転を利かせて復活!!!そして制裁!!!!
人間の利を追求する醜い姿に絶望するカイジ
結論。安藤はクズ中のクズ
上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。1998年に雑誌「ヤングマガジン」で連載を開始すると同時に大人気になった福本伸行の代表作。
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